【読書術】“東大読書”を実践する!(PDFファイル付き)

こんにちは! まっちゃです。

さて今回は、

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書”に書かれている読書術を、すぐ実践できるプリントに仕上げました!

このプリントがあれば、いちいち「どう読めばよかったんだっけ?」とやり方を思い出す必要がなくなり、しかも書き込んでいけばよいのですぐに実践できます!

 

テンプレ化した理由

 みなさんは、本をしっかり読みたいと思っていろいろな読書術、読書法についての本を読んだことはありませんか?

 そしていざ実践しようと思ったら、

「あれ、どうすればいいんだっけ?」

「本に書いてあったみたいにうまくできない、、、」

「数回やってみたけど続かなかった、、、」

といったことになってしまった経験はないでしょうか?

 私はこれまで、いくつかの読書術に関する本を読んできたのですが、どれもやり方を理解するにとどまってしまい、実際に使うことはほとんどありませんでした、、、

「どうせ読んでも実践できないから意味ないし、、、」と思ってしばらく読書術に関する本は読んでいなかったのですが、久しぶりに1冊読んでみました。

それが、「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書です!

 “東大読書”には具体的な方法が書かれており、読書が苦手な自分でもできそうな方法だったので、とても興味を持って読むことができました。

 とはいえ、これで「あー面白かった」で終わってしまったらこれまでと変わらないので、実践できる方法を考えました。

「書かれていた方法を実践し、なおかつ三日坊主に終わらないようにする方法、、、」

「テンプレだ!」

 テンプレにするとそこに何を書けばいいのかが覚えておかなくてもはっきりと分かりますし、行動にも移しやすくなると考えました。

 実際、この記事を書いているときには既に、作ったテンプレを使い本を読んでいるのですが、非常に便利でとても使えるツールだと実感しています!

 ということで、これを読めばあなたも「東大読書」をすぐに実践でき、様々な本を読みこなすツールが手に入ります!

※先に謝っておきますが、“東大読書”には複数の本を同時並行で読まないと実践できないことが書かれているのですが、それは私が作ったテンプレとは相性が悪いため省略しています、、、m(_ _)m

 ということでこの記事では、「東大読書」にある読書術の4つ(5つじゃないよ!)のステップを迷いなくすぐに実践できる形にまとめ、印刷して持ち歩けるプリントに仕上げています。

 ここからはぜひ、私が作ったテンプレのファイルを見ながら読んでいただけると、より分かりやすいかと思います。

“東大読書”の読書術は大きく5つのステップに分かれています。

  • ステップ1:文章外の情報からヒントを得る
  • ステップ2:取材するかのように読む
  • ステップ3:整理読み
  • ステップ4、検証読み
  • ステップ5:議論読み

それぞれについて、私がどうテンプレに落とし込んでいったかを説明します。

ステップ1:文章外の情報からヒントを得る

 この方法は、本を読む前の準備についてです。細かく分けると、「装丁から得られるヒントを書く(装丁読み)」と「その本に書かれていることの仮説を立てる(仮説作り)」に分かれます。

さて、それぞれの手順を簡潔に言うと、

装丁読み:「本の中身を読む前に分かる情報から、その本について知る」

仮説作り:「その本を読む目標をどうやって達成するか、仮説を立てる」

ということかと思います!

私が作ったテンプレでは、ヒントを書く欄10行と、仮説を立てる欄を設けています!

ヒントを多く書きすぎては読む気力が無くなってしまうと思ったので、とりあえず10個かけるようにしました。

仮説も書くスペースが広すぎたら書き過ぎると思い、1行ずつにしています。

ステップ2:取材するかのように読む

 取材読みは、本を読んでいる最中に質問を考えたり(質問読み)、心の中で相槌を打ったり「なるほど!」や「それ本当?」と言ったりすることです。

 相槌については紙に書き残すようなことはしないと思ったので、質問の方にフォーカスしてテンプレ化しました。

質問読み:「質問になる部分と、それの答えを書き留める」

テンプレでは、「質問」を書く行のすぐ下に「答え」を書く行をそれぞれ1行ずつ設けました。

 質問の数は本によってそれぞれになってしまうので、とりあえずページが切り良くなることを優先し、19個書けるようにしました。

 「質問読み」のテンプレのみが載っているページがあるので、「この本はきっと質問が多くなるな」と思ったら、そのページだけを追加で印刷してみるのがよいかと思います!

ステップ3:整理読み

 整理読みは、本の中で著者が本当に伝えたかったこととそうではないことを分ける読み方ですが、「要約読み」と「推測読み」の2つに分かれます。

要約読み:「1節(または1章)ごとに要約的な1文を抜き出し、さらに自分の言葉で30字以内で要約する。それらの要約をみて1章(または本全体)の要約を140字以内でつくる」

推測読み:「新しい節(または章)を読む前に、それまでに書いた要約を見直し、次に何が書いているかを考える」

 本の展開パターンとして多いのは、「例示(抽象→具体例)」「比較」「追加」「抽象化・一般化(具体例→抽象)」の4つとのことなので、

テンプレでは、「章・節のタイトルを書く欄」「予想(よくある展開パターン4つ)」「30字のマス」

の3つを並べ、さらに

「章・本のタイトル」「140字のマス」を設けています!

 予想を書く欄では、よくある展開パターン4つを並べているので、それらのうち次に来そうなパターンを〇で囲めばよいかと思います。

ステップ4、検証読み

 検証読みは、複数の本を同時に読んでいく必要があるテクニックです。私が作ったテンプレは、「1冊の本を読みこなす」のに適したものなので、このテクニックは相性が悪いと思いました。

 そのため、テンプレには検証読みの2つのやり方、「パラレル読み」と「クロス読み」のやり方をそれぞれ1行ずつ書くだけにとどめています^^;

 ただし、この方法自体はとても良いものだと思うので、気になる方はぜひ本書を読んでいただければと思います!

ステップ5:議論読み

議論読みは、読み終わった後のアウトプットについての方法です。

この方法は3つのテクニックに分かれます。

  • 答え合わせ
  • アウトプット要約
  • 自分なりの結論

 そのうち、「自分なりの結論」は、ステップ4で出てきた「クロス読み」をしていなければできないことなので、ここも省略しました。

さて、では残りの2つはどういったものかというと、

答え合わせ:「ステップ1で作った仮説を加筆・修正し、目標が達成できていた場合は次の目標を考える」

アウトプット要約:「ステップ1,3を踏まえ、その本を知らない人に向け30字以内の”本の帯”を書く」

これらをテンプレにすると、

まず「答え合わせ」は、ステップ1のすぐ近くにあった方がよいと考え、

ステップ1の「仮説作り」の欄のすぐ下にそれぞれの項目について加筆・修正できるスペースを設けました。

次に、「アウトプット要約」は単純で、

本の帯が書けるように30字のマスを設けました。

 ちなみに、いざ使ってみると「これまで出てきた欄に書けないけど、でも書き残しておきたい」と思うことがあったので、そういったことを書けるように、最後の2ページにメモ欄を載せました。

まとめ

さて今回は、

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書”に書かれている読書術を、すぐ実践できるプリントに仕上げた!

という内容で書かせていただきました。

どれだけ効果のある方法も、結局実践できなければ”無用の長物”かと思います。

 テンプレ化したことでかなり”東大読書”がやりやすくなったかと思いますので、ぜひ皆さんもこのプリントを使ってどんどん本を読んでいってください!!

 ちなみに、この記事で説明している読書術の内容は”東大読書”のごく一部です。さらに、この本には読書術だけでなく、「読むべき本の探し方」も書かれています。

より詳しく読書術について知りたい方や、本の探し方も知りたい方は、ぜひ本書を読んでくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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